釧路フィッシャーマンズワーフMOOの「岸壁炉ばた」は、毎年5月下旬から10月末までの期間限定で営業され、今年(2023年)の営業期間は、5月19日~10月31です。
MOO店舗外の岸壁沿いに設置されるこの「岸壁炉ばた」の店舗は、仮設テント風の小屋でありながら本格炭火の炉端焼きを味わえる店になっています。
釧路の夏の風物詩として地元住民にとっても待望の炉端ですが、港町くしろの風情が感じられる魅力もあって、観光客にも好評のスポットです。
今回の記事では、炉端焼き未経験の人、または「岸壁炉ばた」には行ったことがないという人にとっても役立つ情報〈岸壁炉ばたの利用法・食材・予約・アクセスなど〉を詳しく紹介します。
事前にちょっと知っておくと「わからないから行きづらい…」という不安が解消されますので、ぜひご覧ください。
岸壁炉ばたの利用の仕方は?
岸壁炉ばたではチケット制が導入されています。
それでは、その手順について説明していきます。
入店から飲食開始まで
1.スタッフの案内によって席を確保します。
2.チケット売場で1,000円綴りのチケットを購入します。(内訳は500円1枚・200円1枚・100円2枚・50円2枚)
3.各食材の売場にてチケットで商品を購入します。
※テント内では、海鮮物・肉類・野菜・ご飯物・ラーメン・ドリンク類等、商品別に売場が分かれています。
4,購入した食材等を持って席に戻り、炉端焼きスタートです。
チケットを無駄にしないコツ
商品購入でお釣りが発生する場合は、現金ではなくチケットで受け取ることになります。(例:150円の商品の支払いに200円チケットを利用した場合、お釣りは50円のチケット)
使いきれず残ったチケットは返金・換金不可ですが、岸壁炉ばた営業期間中はまたいつでも利用できます。
けれど観光客など再訪店の予定がない人にとっては、チケットが残ると無駄になってしまいますね。
できるだけチケットを無駄にしないためには、最初は少なめの額のチケットから購入、が上手な購入の仕方です。
1,000円未満の額のチケットも50円単位で販売されていますので、途中で少額のチケットを買い足しながら商品を購入すると無駄なく使い切ることができます。
予算はどれくらいを想定?
予算はいくらぐらいを想定しておけばよいのか、というのも気になるところですが、利用金額で最も多い価格帯は3,000円~4,000円となっています。
どんな食材がある?
海鮮物から肉類、野菜、ご飯物、アルコールやジュース、そしてソフトクリームまで各ジャンルの店がテント内に集結し、多彩な食材が揃っています。
食材ごとに売場が分かれているので、それぞれの店に出向いて商品を購入します。
以下、販売されている食材・メニューの一部を紹介します。
(価格は変更になっている場合があります)
《海鮮》
ホッケ・サバ・サケ・ツボダイ・シシャモ・開きメンメ・ツブ串・エビ串・焼きツブ・ホタテ・イカ・カキ・カニ など
《肉類》
牛サガリ串・豚串200円・鶏串200円・牛タンつくね串・ホルモン・ウインナー など
《アラカルト》
焼き野菜セット250円 ・ じゃがバター200円 ・ チーズベーコン串200円 ・ とうきび300円 ・ 枝豆300円 ソフトクリーム など
《ご飯・麺類》
ライス大200円/小150円 ・ ラーメン500円~ など
《酒類》
ビール450円~ ・サワー400円~ ・ハイボール450円~ ・日本酒700円~ ・ワイン450円~ ・ソフトドリンク200円~ など
利用時の予約は必要?
予約不要で利用できます。
予約の受け付けもしています。
【予約等問い合わせ先:釧路河畔開発公社 電話 0154-23-0600】
営業時間、店休日は?
岸壁炉ばたの営業に関する情報は次の通りです。
●営業時間 17:00~21:00
●定休日 なし(10/31で営業終了)
※悪天候時は臨時休業や終了時間の繰り上げなどの可能性があります。
アクセス・駐車場
【最寄りバス停】
・「フィッシャーマンズワーフMOOバスターミナル」徒歩0分
・「国際交流センター前」徒歩約2分
・「十字街」徒歩約3分
など
【駐車場】
MOO駐車場を利用できます。
満車の場合は近隣駐車場の釧路錦町駐車場・釧路河畔駐車場を利用するとよいでしょう。
いずれの駐車場も、釧路フィッシャ―マンズワーフMOOで2,000円以上の買い物をすると90分までの駐車が無料となります。
海風や海霧に包まれて釧路を堪能
「岸壁炉ばた」は、気候の良い時は小屋の「壁」の部分のシートが開放されます。
「ほぼ外」の状態で外気に直接触れることになりますので、夏の暑い季節には、夜のひんやりした海風が炉端焼きの熱を適度にクールダウンしてくれるでしょう。
また、釧路の代名詞ともいえる霧・海霧(じり)が発生すれば、霧に包まれた幻想的な光景も楽しめます。
注意点としては、簡易な小屋のため気候の影響を直に受けますので、寒くなった時の備えも必要です。
釧路での7月・8月は、「夏」と思っていても天気次第で夕方から急激に冷え込むこともあります。
まして5月、6月や9月、10月ですと、夜はかなり寒くなります。
岸壁炉ばたを心から楽しむためにも、気温の低下に対応できる服装の備えをお忘れなく。
焼いて食べて飲んで楽しいひと時を
海鮮や肉などを炭火で焼くと美味さが倍増します。
また、炉端を皆で囲む雰囲気というのは気分も一層上がるものです。
上手な利用法を知っておき、仲間と共に楽しい炉ばたタイムを満喫できるといいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
《店舗情報》
釧路フィッシャーマンズワーフMOO 岸壁炉ばた
釧路市錦町2-4
釧路フィッシャーマンズワーフMOO エプロン広場
【電話】0154-23-0600
【営業期間/時間】
5月19日から10月31日まで
17:00~21:30
●定休日:なし
【客席数】約200席
【駐車場】有(76台分)※最初の30分までは無料・2,000円以上の利用で90分無料
【バス利用の場合】
・「フィッシャーマンズワーフMOOバスターミナル」徒歩0分
・「国際交流センター前」徒歩約2分
・「十字街」徒歩約3分
【支払い法(チケット購入)】
現金・電子マネー利用可
●店内禁煙
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