今年の3月3日はうちの子が初節句で、お祝いするの。
お祝いのお膳を用意したいけど、まだ離乳食の赤ちゃんでは食べられないものばかりで無意味?
いいえ、そんなことはありません。
赤ちゃん用の柔らかいペースト食材でも、可愛く特別感を添えて仕上げるアイディアはあるんです。
そうとはわかっていても、メニューに悩むなあ…
そうですね。
そんな人のために、今回は赤ちゃんの成長段階に合わせた離乳食のアイデアをご紹介します。
離乳食初期のひなまつり料理
離乳食初期の赤ちゃんに適した、優しい味わいのひなまつりメニューをご紹介します。
まだ「ひなまつり」がわからない月齢だとしても、彩りの華やかさや可愛さにはとことんこだわりましょう。
初期離乳食の基本
柔らかく消化しやすい、初期の離乳食に適した食材をいくつか挙げます。
●野菜:にんじん、かぼちゃ、さつまいもなどの野菜は柔らかく煮て簡単にピューレ状にできるので便利です。
●果物:りんごやバナナなどの果物は自然な甘みがあり、赤ちゃんも喜びます。やはりピューレにしやすいのが利点です。
●肉類:鶏肉や豚肉は、小さく刻み柔らかく煮て初期の離乳食に取り入れます。ただし少量にとどめておく方が安全です。
離乳食初期用の食材はペースト状のものが多めになりますが、盛り付けのアイディア次第でひなまつりバージョンの可愛い一品に変身します。
離乳食初期向けひなまつりレシピ
ペーストにしやすく色が飛びにくいイチゴや小松菜などは、特に重宝する食材です。
その他にんじんやかぼちゃも色鮮やかで、ひなまつりにぴったりです。
おかゆは「白」は、赤い食材との相性抜群!もちろん他のどんな色とでも鮮やかに調和します。
器の形や色にもこだわれば、ビジュアル的に華やかなひなまつりご膳に仕上がります。
離乳食中期のひなまつり料理
離乳食中期になると多様な食材や食感が楽しめるようになります。
固形物で立体感を出し、赤ちゃんが手づかみで食べられるメニューが増えます。
離乳食中期 食べられる物は?形状は?
離乳食中期、赤ちゃんは、柔らかく煮た野菜や果物、細かく刻んだ肉や魚などをつぶさないまま、固形に近い状態で食べられるようになります。
赤ちゃんがつかみやすく、かみ切れる大きさと柔らかさにすることがポイントです。
離乳食中期向けひなまつりレシピ
柔らかく煮た野菜や、小さく切った肉・魚、果物などを用いて、赤ちゃんの食事を楽しく彩る工夫をしましょう。
野菜や果物、ハムなどを型抜きで抜いているだけでもグンと可愛さがアップします。
離乳食中期になると、鮭やしらす、豆腐などたんぱく質もしっかり取り入れられるようになります。
離乳食完了期のひなまつり料理
離乳食完了期になると、もっと多様な食材を使った華やかなひなまつりメニューが楽しめます。
離乳食完了期のポイント
完了期の離乳食は、赤ちゃんが様々な食材を食べられるようになる時期です。
ひなまつりのために用意された食卓を見て、普段とは違うという感覚を強く抱くはずですので、「ハレの食事」という概念が育つ第一歩とも言えます。
離乳食完了期向けひなまつりレシピ
完了期になると、大人と同程度の食事でもほぼ大丈夫です。
大人の食事をちょっと取り分けて使えるので、離乳食として別途手間をかける手間が減ります。
鶏肉や魚を使った小さなおにぎりや手まり寿司、野菜のスティックなど、赤ちゃんが手づかみで食べやすい料理を中心にするのもいいですね。
まとめ
離乳食の初期、中期、完了期に適したメニューのアイデアをご紹介しました。
色鮮やかな野菜や果物が役立つのはもちろん、まだ普通の白米が取り入れられない離乳食には、じゃがいもが大活躍するようです。
じゃがいもは好みの形に成形しやすく、色付けも簡単にできるので、アレンジが広がり楽しく料理できるでしょう。
生の野菜を茹でる時間もないという人には、乾燥フレーク野菜も試してみては?
時短できる便利食材も上手に使って、楽しいお祝いの日を迎えてください。
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