トライアル別保店の横にある「ルームベーカリー」は、土日になると駐車場に車が溢れるほど人気のパン屋です。
2022年12月、釧路町桂木から現在の場所に移転オープンしました。
以前の店は、小さく目立たない外観ながらも多くのパン好きのハートをつかみ、ファンが増加していきました。
前店舗にくらべるとかなり住宅街から離れてしまいましたが、そんな影響は全く感じさせないほど相変わらず多くの客が詰めかけています。
今回は、これほど多くのパン好きに支持されているルームベーカリーの魅力は何なのか、徹底的に探ってみました。
ルームベーカリー名物!「パン+ソフトクリーム」
買ったパンにソフトクリームをはさんでもらう「どのパンにもソフトクリームはさめますサービス」は、ルームベーカリーの名物と言っても過言ではありません。
好みのパンにプラス200円で、ソフトクリームをクルクルッとはさんで(乗せて)もらえます。
一番人気は「塩パン+ソフトクリーム(バニラ)」です。
パンの塩気にクリームの優しい甘さ…これはもう間違いないでしょう!
「今日は塩パンで、次はメロンパンにしようかな」などと楽しみにして、また足を運んでしまう人も多いのかもしれません。
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もちろんソフトクリーム単品でも販売しています。
レギュラーサイズ330円、ミニ250円、その他イチゴソース掛けやコーヒーフロートなど、こちらもバリエーション豊富です。
ルームのおすすめパンは
ルームベーカリーでは、実に豊富な種類のパンを作っています。
パンドミーやフランスパンなど定番のパンの他、調理パン・菓子パン・スイーツに近い変化球パンと、多様な客のニーズを満たす商品が盛りだくさんです。
本格派のパンにこだわる客から見た目の可愛いパンや甘~いパンを欲しがる子どもまで、皆が満足するパンをとことん取り揃えています。
その中でも特にインパクトの大きい商品を紹介します。
いろいろな具材をサンドした「こっぺぱん」がズラリ
具材をはさんだコッペパンはどの店でも定番商品ですが、ルームベーカリーの「こっぺぱん」の種類の多さは、他店に負けないほどです。
ザンギやカツスパ、エビチリ、卵などの総菜ものから、甘いチョコクリーム、フルーツ入り、ラムレーズンという変わりダネまで、大量のこっぺぱんが陳列棚にずらーっと並べられています。
取材に訪れた日は「こっぺぱん」だけでなんと18種類もありました!
ベースの「こっぺぱん」は、甘めで空気を多く含んだ軽いパンに仕上げられています。
パンが軽いと、カツスパなどヘビーな具材のものでもサクッと食べられそうです。
キャラクターパンのイチオシ「ルームちゃん」
キャラクターパンにはそのパン屋の個性が表われ、見るだけでも楽しくなります。
「ルームちゃん」とはルームベーカリーのキャラクター、シマエナガ。
白くて丸くて愛苦しいシマエナガとパンが合体したらもう無敵です!
こちらはタカナシ乳業の牛乳で作ったた自家製カスタードクリームが詰まったクリームパンです。
「タカナシ牛乳使用」と聞けばスルーできません。
可愛いビジュアルを楽しんだ後は、クリームのおいしさをじっくり味わいましょう。
期間限定・シーズンものが続々入れ替わり
季節の移り変わりに合わせてパンのメニューも入れ変わります。
春にはイチゴたっぷりの商品やさくらあんぱん、夏には甘夏ブレッドやトマトカレーパン、実りの秋にはカボチャを混ぜ込んだりキノコやリンゴ、洋梨がゴロリと乗ったパンなど、バリエーションが豊富です。
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また、節分・バレンタイン・イースター・ハロウィン・クリスマスなど、イベント時期には店内の装飾と共に「うまかわいい」パンが登場します。
ソフトクリームもドリンクもタカナシがいっぱい
パンにタカナシ牛乳を使用しているのはもちろんですが、ソフトクリームもタカナシ、店内販売の飲料にもタカナシ商品が並び、タカナシだらけです。
タカナシ牛乳のソフトクリーム
「濃厚」「ここのソフトじゃなきゃ」と評判のソフトクリームは「メイドフロム『タカナシ牛乳』」です。
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さらに、ただでさえ脂肪分の高いタカナシ牛乳なのに、マスカルポーネも加えちゃっています。
これが、一味違うおいしさの秘密だったのですね。
北海道のソフトクリームはどこの店でもおいしく高レベルですが、その中でも高評価が聞かれる「ルーム」のソフトは必食です。
タカナシの乳飲料も取り揃え
パン店では珍しいタカナシ乳業の飲料が販売されており、これに歓喜するファンもいるようです。
「ほうじ茶オレ」や「キャラメル」「いちご」など、季節による入れ替わりもあります
カフェスペースでイートインもOK!
店を入ってすぐ左手に、きれいでおしゃれな空間が目に入ります。
ここはイートイン可能のカフェスペースです。
パンにソフトクリームをはさんでもらった人も、パンと飲み物を買い揃えた人も、ゆったりくつろいで味わえる場を提供してくれています。
まとめ
筆者が店を訪れた平日の昼12時過ぎも、めまぐるしく客が出入りしていました。
2人連れの男女客や赤ちゃんを背負った女性、じっくりパンを吟味するスーツ姿の男性客もいて、「まさに老若男女」と言える客層の広さを感じました。
店内にぎっしりと並んだパンはオリジナリティあふれるものが多く、店主やスタッフ自身がパンを愛し、パン作りを楽しんでいるのが伝わってくるようです。
ルームベーカリーなら、食事系パンを求める人でも菓子系が欲しい人でも、どんな客のニーズも満たしてくれるでしょう。
《店舗情報》
Room Bakery
ルームベーカリー(街のパン屋さん ルーム)
釧路郡釧路町東陽西3丁目2番7
【電話】0154-40-4355
【営業時間】8:00~17:00
●定休日:火曜日・水曜日
【駐車場】有
【最寄りのバス停】[トライアル別保店]
Instagram:https://www.instagram.com/roombakery.kawaguchi.428/
【メインの商品価格帯】200円~280円
【支払い方法】現金の他、クレジット・スマホ決済などキャッシュレスに広く対応


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