釧路市北大通にある、白を基調にしたクールでオシャレなスイーツ店「jiri」。
2022年10月にオープンし、「ジリ」と読むこの店は、素敵な生クリームスイーツ専門店です。
通りがかりの人の目を引くその店にはどのようなスイーツがあるのでしょうか?
また、店名の「jiri」とはどんな意味なのでしょうか?
この記事では、気になるjiriのおすすめ商品や店名の意味、営業時間やアクセスまで、さまざまな情報を紹介していきます。
jiri(ジリ)とはどんな店?
地元生乳使用の生クリームスイーツ専門店
jiriは、釧路・道東で絞られた生乳の美味しさを最大限に活かしたスイーツを作り出している、地元に根差したスイーツ店です。
「jiri」の意味は?
店の名前「jiri」は、霧の町釧路に由来しているものです。
釧路地方では、単なる「霧」ではなく「海霧(じり)」と称される気象現象があります。
霧同様に辺りが白っぽくなるのですが、その中に身を置いていると、霧とは違いじっとりと濡れるのです。
かといって、小雨のようにシトシト降っているわけではない…。
「霧以上小雨未満」とでも言うべきでしょうか。
これが「じり」。
北海道の他の地方ではあまり知られていない言葉のようです。
釧路・道東地方の牧草は、この「海霧」のミネラルを豊富に含んでいます。
その牧草を食べて育った乳牛の生乳を使ったスイーツを、というのが jiriのコンセプトです。
地元に根差した店とわかると、ますまたくさん商品を購入して応援したくなりますね。
jiriのおすすめスイーツは?
ショーケースにびっしり並んだスイーツはいずれもキラキラして目移りしてしまいます。
甲乙つけがたい商品の中、一番のおすすめから紹介していきます。
売り切れる前にGO!「霧のオムレット」
一番のおすすめは、開店から約2時間で売り切れるほどの大人気商品「霧のオムレット(290円)」です。

霧のオムレット
外はさっくりとしながら中しっとりのオムレットに生クリームがたっぷり絞り出されています。
生クリームはもちろん道東産の生乳から作られたものです。
生クリームに隠れて、スライスしたバナナとアプリコットソースがアクセントを利かせています。
アプリコットソースは「釧路の夕日をイメージした」そうです。
「霧」という言葉からの連想の通り、軽い食感の生地とクリームは口の中でほわ~っと溶けていきます。

霧のフルーツオムレット
ちょっとリッチにフルーツをトッピングした「霧のフルーツオムレット」もあります。
霧のショートケーキ

霧のショートケーキ
イチゴが乗っていますが、主役は純白の生クリームです。
イチゴの赤がクリームの白さを一層引き立て、コントラストが魅惑的です。
霧のシュークリーム

霧のシュークリーム
パンパンに詰め込まれたクリームを見ると、問答無用に買わなきゃ!という衝動にかられます。
シンプルだからこそ、生クリームの美味しさがダイレクトに味わえる一品です。
霧のチーズケーキ

霧のチーズケーキ
「真っ白~!」と叫んでしまいそうな「真っ白さ」です。
あえてデコレーションせず、一面霧で包まれた景色の白さを連想させるかのような仕上がりです。
全種類制覇したい!魅力的なスイーツ
魅力あふれるスイーツは他にもまだまだたくさんあります。
霧のティラミス

霧のティラミス
こちらも、ビジュアル的にも存在感の大きい一品です。
使用しているマスカルポーネはもちろん北海道産。
甘さとコーヒーのほろ苦さの絶妙なバランスにこだわって仕上げられており、美味しさは間違いなしです。
表面のココアの上に振りかけた粉糖で釧路の霧をイメージしているそうです。
霧のロールケーキ

霧のロールケーキ
しっかりロールされていながらふんわり、ホロリと溶けていきます。
たっぷり巻き込まれた生クリームとケーキのハーモニーを堪能できます。
霧のプリン

霧のプリン
「霧のプリン」は、固まる最大限の量まで生クリームを配合して作られ、濃厚でありながらさっぱりとした後味に仕上がっています。
スッと溶けるような口溶けにも、釧路の霧がイメージされるようです。
ベーシックな焼菓子
こんがりと美味しそうな焼き色の付いた焼菓子も揃っています。
「霧のマドレーヌ」はハチミツを使用してふんわり・しっとり、レモンピールでさわやかに仕上がっています。
「霧のフィナンシェ」は、アーモンドプードルと焦がしバターで香ばしく焼き上げられています
「霧のフロランタン」は、サクサク生地の表面をキャラメルでコーティング、香ばしさと「サク&カリ!」の食感が魅力です。

霧のマドレーヌ(画像奥) / 霧のフィナンシェ(手前左) / 霧のフロランタン(手前右)
新商品も要チェック
オープン以後、「霧のモンブラン」「霧のガトーショコラ」などの新商品が登場しています。
「霧のモンブラン」の栗クリームは、とても軽いのに栗の味わいや豊かな風味はしっかりあって美味しく、まさに新食感、まさに「霧」の名にぴったり、のクリームです。
モンブラン大好きで「モンブランクリームには重厚感があるべき」と思う筆者でも、たちまちファンになりました。
また、ケーキの土台はさっくり軽い焼きメレンゲ生地、しかも大変薄いので、クリームとの一体感は完璧です。
jiriにて。昨日新発売のモンブラン。やっぱりおいしかった💕クリームがふわふわなのが新食感✨それもまたjiriらしくて。うーん、さすがだなぁと思う😃✨#釧路 #jiri #スイーツ #おいしいケーキ pic.twitter.com/FeHql2SE6d
— ikuske (@ikuske16) February 3, 2023
今後も不定期に発売される新商品は要チェックです!
・通常商品は予約不可
・バースデーケーキ、クリスマスケーキは予約販売のみ行っています
例:「霧のバースデーケーキ」 サイズ5号(直径約15cm)/ 4,300円
ソフトクリームやコーヒーも販売
「道東産の生乳」「美味しい生クリーム」を使用した商品はケーキ類だけではありません。
jiriではソフトクリームも販売しているのです!
地元の新鮮で美味しい生乳を使用するスイーツ店のソフトクリーム、これはもう絶対食べなきゃ!です。
そしてコーヒーは、地元釧路の「舟木コーヒー」監修。
舟木コーヒーは店主こだわりの自家製焙煎コーヒーです。
その味とクオリティは地元でも高く評価されています。
釧路生まれの「こだわりの生クリーム」のスイーツと「こだわりの自家焙煎コーヒー」の、最高の地元コラボがjiriで実現しました。
jiri ラテ 450円
jiri ミルク 300円
jiri ソフトクリーム 380円
jiri ソフトクリームミニ 200円
jiri アフォガード 500円
jiriの営業時間・アクセス情報
所在地・アクセス
釧路市北大通5-3-33
(北大通に面し、わかりやすい場所にあります)
釧路駅から徒歩約10分
最寄りのバス停
・十字街7丁目(バス)
・栄町6丁目
〈いずれも徒歩約1分〉
駐車場はありません、ご注意ください。
営業時間
営業日:木・金・土・日
営業時間:12:00~18:00(売り切れ次第終了)
混雑状況
混雑する時間帯:12時~13時
開店直後が最も混むようです。
地元に根差したスイーツの店 jiri
jiri は、店の雰囲気とその商品に見事な統一性が感じられる素敵なお店です。
海霧に白く覆われた釧路の光景とリンクする数々のスイーツは、今後もさらに地元で愛される商品となっていくでしょう。
まだ行ったことのない人も、白いスイーツの世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
《jiri 店舗情報》
jiri -Fresh Cream Desserts-
霧の町釧路
釧路市北大通5-3-33
電話:0154-64-5702
営業日:木・金・土・日
営業時間:12:00~18:00(※売り切れ次第終了)
駐車場なし
予約不可(バースデー・クリスマスケーキ除く)
支払いは現金のみ
https://www.jiri.co.jp/
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